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華やかで、ちょっと粋で、日本の伝統がしっかり根づいています。そんな日本のお祭りに元気いっぱいでかけてみませんか

日本の伝統は元気です

青森ねぶた祭(青森県)8月2〜7日
秋田の竿燈、仙台の七夕と並ぶ東北三大祭りのひとつです。武者絵などが描かれた巨大な組み型の中に灯をともして担ぎ、街を練り歩きます。 この飾り物は7日の夜に川や海に流しますが、収穫の秋に控えて労働の妨げになる睡魔を水に流した「眠り流し」の風習からきたものといわれています。 弘前では「ねぷた」と呼ばれ、青森の夏の夜空に映える壮麗なお祭です。

秋田竿燈まつり(秋田県)8月4〜7日
秋田市で行われる東北三大祭りのひとつ。「竿灯(かんとう)」は豊年の稲穂を象徴したといわれ、高さ十数メートルの竹ざおに9本の横竹を張り46個、または48個 のちょうちんをつったものです。重さは60キロもあるというこの竿灯を、はっぴ、鉢巻き、白たび姿の若者たちが手のひらや肩、腰などで支えて代わる代わる担ぎ、 技を競い合います。

仙台七夕まつり(宮城県)8月6〜8日
色鮮やかで豪華な飾りが楽しみな仙台市で行われる東北三大祭りのひとつ。繁華街の商店や会社が趣向を凝らしたくす玉や吹き流しが華やかなトンネルを作って 街は七夕祭り一色になります。笹飾りは大小3000本にもなるそうです。七夕の催しは全国で行われており、仙台、平塚(神奈川県)、一宮(愛知県)を三大七夕祭りと呼んでいます。

高山祭(岐阜県)4月14・15日、10月9・10日
屋台と呼ばれる豪華絢爛な山車が高山の古い街並みを練り歩く様子が壮観なお祭りです。屋台は江戸時代の文化が爛熟した文化文政のころに造られたもので、 国の重要民俗文化財に指定されています。飛騨の匠たちが技術の粋を尽くして造り上げたこの屋台の一部は、屋台会館に展示され普段も見ることができます。

葵祭(京都府)5月15日
祇園祭、時代祭とともに京の三大祭りのひとつで、華やかな装飾をまとった行列はまるで王朝絵巻のようです。三大祭りの中で最も古いお祭りで「源氏物語」にも この行列を見るために争いごとがあったというくだりがあるほどです。御所車をはじめ、牛馬までを雷よけの葵の葉で飾ったことがその由来といわれています。

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岸和田だんじり祭(大阪府)9月14・15日
「地車(だんじり)」と呼ばれる大きな山車を繰り出すことから名づけられたお祭りです。14日の早朝からこの地車を引き回します。 その際に地車同士がせり合って激しくぶつかり合うことから岸和田の喧嘩祭り、血祭りなどと呼ばれているようです。 少々荒っぽいところがこのお祭りの魅力でもあるようです。

阿波おどり(徳島県)8月12〜15日
今では東京の高円寺などでもお祭りとして定着し、すっかり全国区の知名度を誇る阿波踊り。阿波藩祖、蜂須賀家政が現在の徳島市に徳島城を築城したときに 祝い酒に酔った人々が踊ったのが始まりと言われています。笛・三味線・太鼓などのテンポのよいリズムに乗って「連」と呼ばれるグループを作って踊り歩きます。

博多どんたく(福岡県)5月3・4日
「どんたく」はオランダ語の「Zondag(休息日)」からきたともいわれる福岡市の祭礼行事で古くは松囃子と呼ばれていましたが、今は港祭りの一行事に組み込まれています。 豪華な傘鉾とともに松囃子に合わせて福神、恵比寿、大黒、稚児をはじめ人々が思い思いのいでたちでしゃもじをたたきながら夜遅くまで練り歩くにぎやかなお祭りです。

博多祇園山笠(福岡県)7月1〜15日
福岡市の櫛田神社で行われ、九州最大の祇園祭りとして知られています。「飾り山」と呼ばれる豪華な山車が市内の約10ヶ所に飾られ、祭りも最高潮に達する15日には 「追い山」といい、「かき山」を担いで櫛田神社に集合し午前4時59分の太鼓の合図とともに5分ごとに神社を出発して5キロほど離れた決勝点まで全速力で走る勇壮なお祭りです。

長崎くんち(長崎県)10月7〜9日
長崎市諏訪神社のお祭りです。「くんち」とは陰暦の9月9日に行ったからとも、神様にご馳走を供える日という意味の「供日」からきたともいわれ、竜踊りや鯨引きなど 踊りも華やかな異国情緒にあふれるお祭りです。「くんち」は九州地方では長崎以外でも盛んに行われており、長崎のほか唐津くんちも有名です。


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