暮らしの基礎知識

引越しと住まいの管理

引越しはスムーズにスマートに済ませたいものですが、それにはやはりちょっとしたコツやポイントがあります。 運送業者や手伝いの人とのコミュニケーションも大切です。快適な引越しのためにぜひ知っておきたい情報をどうぞ。

引越しのQ&A

Q  荷造りを実際に始めるときどんな手順で行えば合理的ですか?

A  荷造りを始める前に、家の中にある荷物をおおまかに分類して表にまとめてみましょう。
そして、@荷造りは自分でするか業者に頼むか   A必要な梱包材料と分量  B荷造り予定日  C引越し先での置き場所などを書き込んでみましょう。
めんどうでもこうしておくと作業が進めやすく、引越ししたあとの片付けも楽になります。
タンス、応接セット、冷蔵庫、ピアノ、美術工芸品、盆栽などの大型家具や荷造りのむずかしいものは業者に任せて小物は自分で、というのが普通です。
梱包材料が準備できたら普段使っていないものから始めて、最後まで使うもの、新居で最初に使う物は当日まとめるようにしてチェックしておきましょう。
荷造りをしたら箱に中身を書いておき、壊れものの場合は明記します。荷物の通し番号、新居での置き場所も必ず書くように。

Q  引越し当日、業者にスムーズに作業を進めてもらうコツは?

A  引越しの業者はトラック、鉄道、航空機のいずれを利用する場合でも必ず事前に打ち合わせをして見積もりを立てます。 このときにぜひ確認をしておきたい重要なポイントは、運ぶ荷物の量、引越し先の道路状況、建物の構造、エレベーターや駐車場の有無などです。 それによって使用する車の大きさ、作業人員、時間、道具、料金などが割り出されます。
引越しの当日、作業をスムーズに進めるためには細部にわたって業者と十分に打ち合わせをしておき、当日になって大幅に変更しないことがなによりも大切です。
また、引越し先では全部の荷物をひと部屋にまとめて積み上げられたりするとあとが大変です。 新居の家具配置図を作り、業者や手伝いの人全員に渡し、それぞれの荷物にも置き場所を明記しておくようにしましょう。
家具配置図の部屋と荷物に同じ記号をつけたり、部屋別に色分けしてテープを貼るなどしておくだけで誰が見てもひと目でわかります。

Q  大切な家具やピアノに傷がつかないかと心配・・・

A  大型の家具、ピアノやエレクトーン、美術工芸品などの梱包は業者に依頼したほうがいいでしょう。 それぞれにふさわしい荷造りをして注意深く運んでくれます。業者の責任による破損や紛失があった場合、3ヶ月以内に申し出れば業者が賠償しなくてはならないことになっています。 ただし、この場合の対応は業者によっていろいろですし、賠償額も最低限の設定になっています。また、業者の責任以外の自然災害などもないわけではありませんので、高級家具などの 高額のものには運送保険をかけておくと安心でしょう。保険は家財に価格に応じて掛け金が変わり、業者によって補償内容が異なりますが、いずれも掛け捨てです。 保険金は破損、汚損、焼損、紛失、盗難、不着などの場合に支払われます。
保険金請求のためには事故証明書、修理した場合の証明書が必要ですが、破損が引越し前か後かでもめることもあります。 事前に家財の状況を双方で確認しておき、荷受け後の照合も双方で行うようにしたいものです。
お金に換えられないような形見の品、印鑑などの貴重品は荷物の中に入れないで自分で持参したほうがいいでしょう。

Q  洋服や和服がシワにならないように運ぶ工夫を教えてください

A  衣類はきちんとたたんで箱に入れるのが基本。背広やスーツの上着は裏返しにして袖を内側に入れて伸ばし、襟を立ててから縦半分に折りたたみます。 スカートは縦半分に折ります。この状態で箱に入れるとなるとかなり長さのある箱が必要になりますが、運送業者の中には洋服専用の箱を用意しているところもあります。 ハンガーにかけたまま運べる箱もあるので聞いてみてください。
ブラウスやトレーナーなどもきちんとたたみ、同じ形のものを重ねて入れるようにします。セーターは引き出しに整理するときと同様に、クルクル巻いておいてもいいでしょう。
箱にはあまりたくさん詰め込まないようにしておくことも大切です。箱はダンボール、衣装ケースなどに入れますが、一度ビニールで包んでおくと安心です。 タンスの衣類は引き出しごとにまとめておきましょう。
和服はきちんとたたみ、専用の浅い衣装ケースに入れます。何枚も重ねると重みでシワになるので少しずつ分けて入れましょう。 ビニールで下包みしておくことは洋服の場合と同じ。

Site Menu

トップページ
結婚
お祝い
おつきあい
食生活
引越しと住まいの管理
├ 引越しのQ&A
├ 収納のQ&A
├ 掃除のQ&A@
├ 掃除のQ&AA
├ ゴミ処理のQ&A
├ 修理と補修
├ 観葉植物と鉢花の育て方@
├ 観葉植物と鉢花の育て方A
├ 観葉植物と鉢花の育て方B
├ 観葉植物と鉢花の育て方のQ&A
事故と災害
年中行事

Information

四季の花名所
おすすめ温泉
全国の祭り情報
訪ねてみたい日本庭園