どこの家でも日常よく使うこまごまとしたものの収納には頭を痛めています。そこで、リビングやサニタリー、キッチンなどが抱える小物収納の悩みに答えて 収納に便利な家具や道具を紹介します。押入れやデッドスペースの活用法についてもお伝えします。
A リビングは家族が集まる場所なので美観を考えて収納を。収容能力の高いキャビネットも各種市販されているのでおすすめです。 また、豪華なシステム棚を入れなくても身近なものを利用して使い勝手のいい収納棚の誕生も可能でしょう。机の下、戸棚の上などのデッドスペースも大いに活用を。
A 押入れのわずかな余裕も奥行きが深いだけにかなりの収納力を残しています。空き部分の幅や奥行き、高さを正確に計ってそれにぴったりの 収納ワゴンや家具を入れます。10センチでも隙間があればその幅のブックワゴン入れ、文庫本の収納に利用できます。
A 増えつづける本の収納には誰しも頭を悩ませます。本は文庫本から百科事典まで形や大きさがまちまちなので大きさに合わせた棚が必要。
リビングの飾り棚やテレビ台の収納庫では収納力に限りがあるので、残った分はデッドスペースを利用しましょう。
通路に本棚を作るとその分狭くなりますが、奥行きを浅めに取れば大丈夫。また、階段下や机のわきなどのように奥行きの深い場所に収納するならスライド式の棚や、キャスターの
ついたワゴンにして出し入れしやすくするのがコツです。
A お化粧は必ずドレッサーに座って、というわけにはいきません。朝の忙しいときはキッチンにメイク用品を運んで手早く済ませ、 お風呂上がりはソファーに座ってお肌のお手入れをする、といった具合です。それならいっそメイク用品をワゴンに収納して使いたい場所に移動させてはどうでしょう。 ワゴンにはミラーや引き出し、コンセントなどがついた多機能タイプもあり、収納力はたっぷり。使わないときには便利なサイドテーブルにしてキッチンやリビングで活躍させることもできます。
A 台所用品は種類別、大きさ別、使う頻度別に分けて収納するのがコツですが、材質や色を統一すると、あえて戸棚や引き出しに隠さなくても
スッキリとした台所に見せることができます。
スパイスや調味料は、デザインのよい容器に移し替えキッチンの飾りに。また、キッチンバサミや栓抜き、へらのように形がふぞろいのものでも容器を統一してまとめるとおしゃれに見えるでしょう。
大小さまざまプラスチック製容器はスライド式引き出しに入れて。小さくてバラバラになりがちなお弁当用の調味料入れや小さなカップ、来客用の箸や箸置きは引き出しに
仕切りをして収納を。