暮らしの基礎知識

引越しと住まいの管理

植物が育つために欠かせないのが日光、水、養分ですが、いつ、どれだけ必要かについてはそれぞれの植物によって違います。 ものいわぬ植物が今一番望んでいることは何なのかを理解して、生き生きと育てるための知識を身につけておきましょう。

観葉植物と鉢花の育て方B

手軽に栽培できるハーブとサボテン

日当たりと風通しさえよければハーブはよく育ちます。台所の窓辺で栽培すれば料理や飲み物にも使えて重宝します。 ミントやバジルは使いみちが広く、カモミール、ラベンダー、ローズマリーなどは可憐な花も魅力です。 乾燥に強く、水やりが少なくですむサボテンも手軽さで人気があります。春から秋は土が乾いたら水やりをして、冬は乾燥ぎみにしておくのがポイント。 意外と真夏の直射日光に弱いので夏は薄日の当たる場所に置きます。

鉢花はタイプ別に育て方を変えます

鉢花は1年草、多年草、球根、花木、蘭などに分けられます。それぞれに合った育て方をすれば、長く美しさを保つことができます。

1年草  毎年種をまいて育てる草花で、1年以内に花を咲かせ種子を結ぶと枯れます。アサガオ、インパチェンス、ゴシキトウガラシ、 コスモス、シネラリア、ニチニチソウ、パンジー、プリムラ、マラコイデス、マリーゴールドなどたくさんありますが、1年草はどんなに大切に育てても、翌年も花を 咲かせるということはありません。日当たりのよい場所に置いて楽しむようにしましょう。

多年草  植物全体、または根と葉や茎の一部が冬越しをする植物で、宿根草ともいいます。植え替えや株分けで大きく育てることができます。
冬の間、地表近くの茎と葉以外は枯れてしまうものが落葉性多年草で、クレマチス、サクラソウ、ナデシコ、バーベナ、ポットマム、リンドウなどがあります。 冬の間も茎や葉がそのまま残っているものが常緑性多年草で、ガーベラ、シャスターデージー、セントポーリア、ゼラニウム、ベゴニア、プリムラ、ポリアンサなどがあります。 カランコエ、クリスマスカクタスなどの多肉植物もこの仲間に入ります。
落葉性のものは冬水やりを忘れると、根まで枯れてしまうので注意が必要です。
ナデシコ、リンドウなどの日本産のものや、プリムラ、ポリアンサなどは庭土に植え替えると、数年間は季節ごとに花を楽しむことができます。 それ以外の外国産のものは、日本の夏の暑さや冬の寒さに弱いため、鉢植えのまま温度管理に気をつけて夏越し、冬越しをさせたほうがいいでしょう。 セントポーリアは年間を通して室内の半日陰で育てます。

球根植物  葉、茎、根などに養分を蓄え、球状やかたまり状になっているものが球根です。 鉢植えの球根植物では、春に開花するクロッカス、スイセン、チューリップ、ヒヤシンスなどが人気です。小球で繁殖しますが、鉢植えでは翌年も花を咲かせるのはむずかしいので その年だけ花を楽しむつもりで育てましょう。シクラメンも球根植物ですが、これは球根が年々生長していくタイプ。雨の当たらない涼しい場所で夏越しさせて、 生長期に肥料を与えれば何年も花を咲かせつづけることができます。

花木  美しい花を咲かせる樹木が花木。温帯産のアザレア、エニシダ、ツツジ、バラ、ハイドランジア、熱帯産のジャスミン、 ハイビスカス、ブーゲンビリア、ブバルディア、ポインセチアなどが鉢植えとしてよく売られています。いずれも開花期の前に肥料を与えて、毎年ひとまわり大きい鉢に 植え替えていけば木を大きくしていくことができます。熱帯産のものは10度以上で越冬させます。冬に落葉するものもありますが、土が乾いたら水やりをしておくと 春にはまた新芽が出てきます。

  カトレア、コチョウラン、シンビジウム、デンドロビウムなどの洋蘭は、冬の温度管理がポイントです。 冬は温度を10度以上に保ち、水やりを控えめにして生長期には肥料を与えるようにすれば、翌年も花を楽しむことができます。 なかでも比較的低温に強くて丈夫なのはシンビジウムで、冬は5度くらいでも耐えられます。寒さに弱いのはコチョウランで、できれば15度以上に保つようにしましょう。


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