式の日取りが決まり婚礼衣装のイメージもふくらんできました。でも具体的にどんな段取りで用意すればいいのでしょうか。
A 衣装を用意するにはいくつかの方法があります。@挙式・披露宴を行う式場やホテルの中にある貸し衣装店から借りる
A式場・ホテル内の店以外の衣装店から借りるBドレスショップで既製品のドレスを買うCオーダーメードで自分だけのドレスを作るなどです。
ここではレンタルする場合のシステムを説明しましょう。
貸し衣装店には和装・洋装ともにたくさんの衣装がそろっています。かなり膨大な数なのであらかじめある程度の予算や着たい衣装の
イメージ、結婚式のスタイルなどを決めていくほうが絞り込みやすいでしょう。
試着の際はカメラを持っていくと衣装映えを比較したりするのに便利です。またドレス用の靴を履くこともあるのでストッキングは忘れずに。
レンタルはオーダーに比べ料金も安く自由に何着か試着してより納得のいくものを選ぶことができるというメリットがあります。
サイズもかなり豊富にそろっていますが(5〜17号まで)微妙に合わない場合は部分的な調整をしてくれるところもあります。
たいていの店ではブーケとインナー(下着)が個人負担になるほかはすべて(ヘッドドレス・アクセサリー・手袋・靴など)ドレス一式のレンタル料金に含まれます。
和装の場合も小物類(懐剣・帯・草履など)を含む一式の料金で設定されているようです。ただし和装の髪飾りは美容室の担当になるので別料金です。
衣装のバリエーションは新婦用のほうが圧倒的に多いのですが新郎の衣装もデザインやディティールが微妙に違います。試着をしてより似合うものを選びましょう。
式場・ホテル内の貸し衣装店も外の貸し衣装店も雰囲気や衣装の種類・料金は店によってさまざまです。
どちらが良い悪いとはいえませんが式場・ホテル内の店のほうが搬入・搬出の手間はありません。また衣装の持ち込み料(保管料)を取る式場・ホテルもあります。
ただし外の貸し衣装店でも搬入・搬出を担当してくれたり持ち込み料を負担してくれるところも多くあります。
込み合う時期には衣装が出払ってしまうこともあるので衣装選びには余裕をもって、できれば挙式準備などで慌ただしくなる前に済ませてしまいたいものです。
A 一生に一度の結婚式には自分だけのドレスを着て一生の思い出として大切にしたい。
そんな思いからウエディングドレスをオーダーメイドする人もいます。
オーダーメイドドレスは着る人の希望やサイズや体型に、よりフィットしたものを作ることができるのです。
ブライダル雑誌などで気に入ったドレスを見つけて「このお店に頼みたい」と思ったら電話で予約を入れてみましょう。
店ではディスプレイしているもののほかにもカタログやビデオなどでドレスの説明をしてくれます。
料金はもちろんのこと、日数も店ごとに幅がありますがドレスを作るのに必要な日数は最低でも3ヶ月。自分が着たいデザインが決まったら採寸をします。
このときはウエディングドレス用のインナーを着けた状態で行うのでドレスのパターンを決めたらあらかじめ買っておくといいでしょう。
仮縫いの段階で細かい補整やフリルなどの最終的な確認をします。
この段階を省くと料金的には安くなりますが、仮縫いをしたほうが安心でドレスができていく高揚感を味わうこともできるでしょう。