暮らしの基礎知識

事故と災害

火災はいつどこで発生するかわかりません。万一出火したときまたは発見したときに119番通報が遅れてしまっては火災が大きくなるばかりです。 煙や炎の中を避難しなければならないこともあるので事前に火災対策の疑問点を解決しておきましょう。

火災のQ&A

Q  火災現場から避難するときはどんなことに注意したらいいでしょう?

A  火災の初期消火が間に合わず炎が天井まで回ってしまったら消化は消防車に任せすばやく避難します。 最近の住宅は新建材や科学繊維などが使われているため有毒ガスや煙が発生しがちで、煙を吸ったために中毒死や窒息死してしまうこともあります。 逃げ遅れないように状況を正しく判断し次のことに注意して避難します。

貴重品や家財よりも生命が第一
逃げるときにどうしても家財への執着が生まれます。火の勢いは思ったより早いので一度逃げたら引き返さないように

老人や幼児、体の不自由な人を最優先に
避難したら家族が全員そろっているか確認します

煙の中は低い姿勢ではうように
煙が充満していても床下20メートルくらいまでは空気が残っています。煙を吸わないようにして移動します

炎の中は頭から水をかぶって突破
炎をくぐって逃げるときはまず頭から水をかぶり濡れたシーツをかぶって一気に走り抜けます


煙の中では濡れたタオルや衣服で鼻と口を覆って低い姿勢で壁伝いに逃げます。階段を下りるときは後ろ向きに下ります

2階より高い所に住んでいる人はベランダから逃げられるように避難ばしごを常備していざというときに備えましょう

Q  焼けたあとの整理や必要な手続きなどを知りたいのですが

A  鎮火後は消防署が出火原因や損害を調査しますが、民法上火災を起こしても故意や重大な過失でなければ罰せられません。 焼け跡の整理は消防署の現場調査後に始め、焼けた残材の処理法は市区町村役所(場)に問い合わせます。 罹災後は消防署に罹災申告書を提出して罹災証明書をもらうと被害状況に応じて税金が減免されます。
火災保険に加入しているときは保険会社にすぐ連絡しましょう。もらい火で家を焼かれた隣家の人は火を出した人に重大な過失がない限り損害賠償の請求はできません。 犯人の見つからない放火で家を焼かれた場合も泣き寝入りということになってしまうので自衛策として火災保険に加入しておくことも大切でしょう。

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