暮らしの基礎知識

おつきあい

日常生活の中で何気なくとる行動には、おのずと人柄が映し出されるものです。気を抜いてマナー違反をしていませんか? 地域の生活には守らなければならないルールがあります。ご近所の人と上手に付き合うためにも基本マナーだけは知っておきましょう。

日常のマナーの基礎知識A

Q  ご近所と上手に付き合うには地域の決まりを守って

A  一戸建てでも、マンションでも、ご近所づきあいでいちばん大切なのは、地域の決まりを守ることです。 例えば、ゴミの収集日と場所、共通スペースの掃除、下水道の管理など、地域で快適に暮らすためにはやはり決められたルールを守らなければなりません。 自分勝手な行動はトラブルの原因になるので注意して。プライバシーまで立ち入る必要はありませんが、ご近所なら助け合える関係になるのがなにより。 あいさつなども惜しまずに、まずお互いを知ることから始めましょう。

Q  飼い主がマナーを守ってトラブル防止。散歩のときは必ずビニール袋を

A  自分の家の犬が近所の子どもに噛み付いてしまった。隣の家のペットを傷つけた。他人の家の垣根にオシッコをかけてしまった・・・。 ペットもまた、近所とのトラブルの原因になりがちな問題です。
ペットを飼うなら捨てない、避妊・去勢をする、糞尿の始末をきちんとするのが飼い主としてのマナーです。 犬を散歩させるときは必ず鎖につなぎ、糞を始末するビニール袋などを持参するのが原則。また、鎖はあまり長くしないことです。子どもやほかの犬に飛びかかって思わぬ怪我をさせてしまうことにもなりかねません。 万一、怪我をさせたような場合はすぐにお詫びに行き、対処方法を相談すること。知らんぷりだけは禁物です。


Q  長期間留守にするときは近所に声をかけるのが心配り

A  長期間留守にする、旅行に行くなどというときには、隣近所に知らせておくのもマナーです。 そうでないと、何日も電気がつかない、郵便物がたまっている、と近所の人たちも不審に思うはずです。よけいな心配をかけないためにも一言断りを入れておきましょう。 また、郵便受けに新聞が何日分もたまってしまうのは他人に留守を知らせているようなものです。不用心なので3日以上留守にする場合は必ず新聞を止めて、郵便物なども 管理人やごく親しい人に頼んでまとめておいてもらうといいでしょう。こうした場合は、必ず後でお礼をするのが礼儀です。旅行で留守にするなら旅先からのおみやげを忘れずに。 留守中に配達物を預かってもらった場合などは、きちんとお礼を述べて取りにうかがえば失礼になりません。ただし、お菓子などを持ってお礼にうかがうようにするのが常識。 たとえ近所でも、一方的に負担をかけるのは好ましい関係とはいえません。

Q  公共スペースを使うときに問われるマナー。基本を守って

A  マンションなどでは、エレベーターや階段、廊下、エントランスなどの共有スペースを使うときも注意を払いたいものです。 汚さない、個人的なものは置かないのはもちろんですが、他人のことも考えて邪魔にならないように、騒音を立てないように注意しましょう。 特にハイヒールの音や玄関の開け閉めの音が響く廊下では、声高なおしゃべりは禁物です。玄関の外は公共の場なのですから、訪問客を見送ったり、子どもづれで出かけるときは話し声に注意して。 また、公共の場である廊下に、店屋ものの器が放置されているケースも少なくありません。せめて紙など敷いてから器を置くのがエチケット。 廊下にほうり出された器は、住人のマナーを問われることにもなるので十分注意しましょう。
エレベーターでも「降りる人が先」のマナーは必ず守り、エントランスが押しドアや引きドアならば、後の人のためにドアを押さえて待ちます。 公共の場では基本的なマナーを大切に。


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