長い年月を経て継承されてきた日本の伝統行事は時代とともに形が少しずつ変化してきています。しかしその中に込められた人々の願いは今も変わりません。 これからも現代のライフスタイルに合わせた形で取り入れ大切に守り続けていきたいものです。
立春(りっしゅん)
2月4日。このころから日本各地の平均気温が上昇し春が始まるといわれています
雨水(うすい)
2月19日。今まで降っていたあられ、雪が雨に変わることから
啓蟄(けいちつ)
3月6日。冬眠していた地中の虫が目を覚ましそろそろはい出してくるという意味です
春分(しゅんぶん)
3月21日。昼と夜の時間が等しくなり以降は昼の長さがだんだん長くなっていきます
清明(せいめい)
4月5日。桜の花の咲き誇る季節。天気がとても変わりやすい時期でもあります
穀雨(こくう)
4月20日。このころの春雨は田畑を潤し農作物にとっては恵みの雨ということです
立夏(りっか)
5月6日。春が去り夏の気配を感じ始めるころ。この日から立秋までが夏にあたります
小満(しょうまん)
5月21日。麦の穂が生長し山野の草木が実をつけはじめ陽気がしだいによくなってきます
芒種(ぼうしゅ)
6月6日。麦を刈って稲を植えるという意味。しだいに梅雨らしく雨の日が多くなる季節
夏至(げし)
6月21日。1年のうちで昼間が最も長く夜が短い日で気候は梅雨の真っ最中です
小暑(しょうしょ)
7月7日。この日を前後に梅雨が明け夏の太陽が照りつけ暑さが本格的になってきます
大暑(たいしょ)
7月23日。暑さは絶頂期に達し酷暑の季節です。夏の土用もこのころです
立秋(りっしゅう)
8月8日。暦ではこの日から秋が始まりますが実際はまだ残暑が厳しい日が続きます
処暑(しょしょ)
8月23日。暑さもようやく落ち着いて朝夕の涼風に初秋の気配を感じるようになります
白露(はくろ)
9月8日。秋もいよいよ本格化して空気も冷たく草の葉には露が見られるようになります
秋分(しゅうぶん)
9月23日。春分と同様夜と昼の長さが等しくなりこの日から徐々に昼が短くなります
寒露(かんろ)
10月8日。このころになると秋もいよいよ深まり野草につく露が霜に変わってきます
霜降(そうこう)
10月23日。秋の気配も去って各地で朝霜が降り冬が近いことを実感できる季節です
立冬(りっとう)
11月7日。日足は短くなりますが寒さはそれほど厳しくなく落ち着いた気分の季節
小雪(しょうせつ)
11月22日。北国からは初雪の便りが届きますが雪はまだ少ないので小雪といいます
大雪(たいせつ)
12月7日。雪がひどくなるということから大雪といわれ寒さが厳しくなってきます
冬至(とうじ)
12月22日。1年のうちで夜が最も長く昼が最も短い日です。ここから春に向かいます
小寒(しょうかん)
1月5日。暦上では春でも寒さがより厳しく「寒の入り」とは小寒のことをいいます
大寒(だいかん)
1月20日。寒の入りから16日目にあたります。1年中で最も寒い季節といわれています